2017.12.01
京の伝統野菜「海老芋」。
縁起物としても有名です。
「海老芋」は、里芋の品種のひとつであり、京都を中心に関西地域で多く栽培され、「京芋」とも呼ばれています。旬は11月~1月頃で、おせちにも良く使われているようですが、関西地域以外では、「海老芋」はあまり知られていないかもしれませんね。
「海老芋」は、土寄せなどの独特の栽培方法によって湾曲し、表面には横縞があるため、エビのように見えることが、名前の由来なんだそうです。栽培にはとても手間がかかり、味が優れているので高級品として扱われています。
また、キメが細かく煮込んでも形が崩れないため、煮物やおでんなどにも良く使われています。この煮崩れを起こさないことを利用し、細工料理にも使用され、京都の料亭などでは、「海老芋」で海老やマツタケをかたどった料理が作られているそうです。
「海老芋」を育てるには、まず種となる芋を植えて栽培します。この種芋が「親いも」となり、親芋の周りに「子いも」ができ、その子いもからさらに「孫いも」ができていきます。このように親・子・孫と増え続けていくので、子孫繁栄の象徴として、縁起の良い食材だと言われています。
さて、今年も残り1ヶ月。
「海老芋」の美味しさを知っている方も、「海老芋」って何?という方も、新たな年の始まりに、縁起の良い食材「海老芋」を、ぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか?
嚥下機能が低下した方はご使用をお控えください
0120-357-770
9:00~17:00 (土・日、祝日、弊社休業日を除く)
フリーダイヤル
0120-357-770
9:00~17:00 (土・日、祝日、弊社休業日を除く)
インターネットでの
ご注文はこちら
お役立ち情報
全商品の情報を比較しながらご覧いただけます。
この先のページで提供している情報は、医療関係者、または介護関係者を対象に作成した情報です。
一般の方が理解しやすいように配慮されたものでないことに十分ご留意ください。
あなたは、医療・介護関係者ですか?